将来の夢に向かって、来て、見て、実感! 工学部 電気電子情報工学科 OPEN CAMPUS 2023

2023年7月30日(日)、8月18日(金)、19日(土)の3日間、新型コロナウイルスが5類に分類されてからはじめての「OPEN CAMPUS 2023」が開催されました。ここでは、横浜キャンパスで開催された「研究室見学ツアー」の様子をご紹介します。
2023年8月18日、台風一過で35度を超える猛暑の中、コロナ禍前の賑わいを取り戻したオープンキャンパスとなりました。午前中は今年4月の学部再編によりリニューアルしたポイントの解説を中心に「学科紹介」と「教員紹介」が3号館306教室でおこなわれ、午後からは毎年参加希望者の多い「研究室見学ツアー」が実施されました。

VISIT REPORT
LABORATORY
1
「量子デバイス研究室」
超伝導デバイスの作成・評価をおこなっている研究室。宇宙空間とほぼ同じ真空環境をつくる装置をはじめ色々な装置が所狭しと並ぶ研究室内で、磁性素材を使い薄膜を作成することの説明や、磁石になる磁性体や超伝導の説明がありました。
会場のヒトコマ
入場受付では氷でキンキンに冷えた神大オリジナルウォーターを無料で配布していました。
VISIT REPORT
LABORATORY
2
「電力・エネルギーシステム研究室」
冒頭、学生の井上さんから電力システムの説明や同時同量を実現するためのシミュレーションをはじめとした研究内容の説明、次に中西さんより高価なサーバーを使った課題解決のための演算など具体的な研究の進め方の説明がありました。
会場のヒトコマ
研究室内にはミニショップ「オフィスグリコ」が設置されていて、研究室の自由な雰囲気が伝わってきました。
VISIT REPORT
LABORATORY
3
「モータドライブ研究室」
モーターの効率化による更なる消費電力の削減を実現を目指し、国策でもあるレアアースフリーモーターの問題点、課題点の解決に向けた研究をおこなっている研究室。AIによって導き出したコアの形状などの研究内容についてスライドを交えて詳しい説明がありました。
会場のヒトコマ
来場者、会場スタッフや学生のみなさんの表情は、コロナ禍のマスク姿から解放され笑顔が多い印象でした。
VISIT REPORT
LABORATORY
4
「信号解析研究室」
藤ノ木先生より応用数学を用いてデータの解析を行っているさまざまな研究内容についての説明がありました。解析によって導き出したエッジ検出の結果や、色々な画像処理の結果がスクリーン上に映し出されると、参加した方からは驚きの声があがってました。
会場のヒトコマ
最寄り駅の白楽から会場へ向かう学生や親子連れの行列が続き、交差点では一度に渡りきれない程混雑していました。
VISIT REPORT
LABORATORY
5
「第3実験室」
電流・電圧を計測する実験機器の紹介や、3人1組になって行う少人数制での実験の説明、実験を通じで学ぶ教育方針について、担当の佐藤先生から説明がありました。参加者のみなさんは実験機器を近くから見たり実際に触ってみたりしていました。
会場のヒトコマ
灼熱の太陽が容赦なく降り注ぎ日陰に人が集まる中、会場にはミストを発生する扇風機が所々に設置されていました。
満員御礼!
「3号館306教室」で「学科紹介」「教員紹介」が行われました。
「学科紹介」
根岸先生より「工学」について歴史のお話しがあり、社会の変化に伴い工学は発展し効率よく新しい事業や社会づくりに貢献しているという説明がありました。2023年4月の理工系学部再編により新しく変わった点「4つの学修分野」「横断プログラム」「多彩な入試方法」についてスライドを交えた説明がありました。入学した後は「学生」「学生生活」「進路」に対しての手厚いサポートがある旨の説明もありました。
「教員紹介」
中山先生、根岸先生、中沢先生、藤ノ木先生より自己紹介を中心に持ち時間10分程度で、それぞれの研究室で行っている研究や実験内容の解説がありました。研究室ツアーでは研究室に所属する学生達が説明することが多い中、研究室を内容を先生自ら説明する事で、研究室の雰囲気や研究の目的など具体的な説明があり、参加者のみなさんは時折メモをとりながら、真剣に説明を聞いていました。

オープンキャンパス恒例の電気電子情報工学科の研究室見学ツアー。
各研究室に所属する学生が自ら、来場者のみなさまへ研究内容を紹介します。
オープンキャンパスに参加した人も、出来なかった人も是非この動画で、当日の雰囲気を感じてみてください。