研究室紹介 Laboratory LINE UP

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半導体工学研究室

半導体の新しい可能性を開拓する

半導体エレクトロニクスの熱やエネルギーなどに着目し、半導体の研究を進めています。現在、さまざまな電子機器や回路が高集積化するにつれて、すべてのエネルギーの最終形態である「熱」の問題を回避できなくなっています。 そこでこの熱を利用、あるいは制御し、それを応用した新しい“素子”の開発に取り組んでいます。具体的な成果としては、当研究室が開発した超高速固体電子冷却加熱素子を用いることで、従来の電子冷却素子の構造では実現できなかった局所的冷却加熱やDNA増幅に利用される高速高精度PCR装置の開発を可能にしました。

半導体とバイオと熱の応用

DNA増幅装置:水冷管、電極兼放熱板によって温度を調整。対象物のデータをより採取しやすくするための装置です

小宮 友希さん

知識と経験を活かし
必要とされる人になりたい

半導体関連の作製や実験に興味があり、この研究室を選びました。私は高移動度の半導体薄膜の作製に取り組んでいます。 卒業後は知識を活かし、新しいモノづくりに携わりたいと考えています。

  • 山口 栄雄 教授

    [連絡先]

    yamags18@kanagawa-u.ac.jp

    山口先生のインタビュー
  • 岩村 保雄 助手

    [連絡先]

    yoneds01@kanagawa-u.ac.jp

    米田先生のインタビュー

[主な担当科目]

山口:基礎電子物性工学,応用電子物性工学,電気電子情報実験T

米田:電気磁気学演習,電気電子情報特別講義,電気電子情報実験V・W

  • 研究分野

    半導体工学、核酸増幅法、熱電変換システム(ペルチェ、ゼーベック)

  • 研究内容

    固体・液体と熱とバイオを融合させた研究

  • 研究題目

    高速核酸増幅装置、振動核酸増幅法、高速ペルチェ素子、高効率熱電変換システム

  • 研究紹介

    ミクロン〜ナノスケールの局所冷却加熱 ・熱電変換 ペルチェ効果 バイオ・医用工学
    従来の電子冷却素子(ペルチェ素子)の構造では、二次元的な広がりをもつ面接触による冷却のみ可能であったが、われわれが開発した点接触型電子冷却加熱素子を用いることで、局所的および垂直冷却加熱が可能となった。

発表論文

1) S. Yamaguchi, T. Suzuki, K. Inoue, and Y. Azumi, DC-driven thermoelectric Peltier device for a precise PCR system, Jpn. J. Appl. Phys. 54, 057001-1-4 (2015).
2) I. J. Ohsugi, D. Tokunaga, M. Kato, S. Yoneda, Y. Isoda, Dissociation and sublimation of tellurium from the thermoelectric tellurides, Mater. Res. Innov. 19, 301-303, 2015.
3) S. Yamaguchi and H. Homma, Fabrication of a unipolar Peltier device using a pair of N-type thermoelectric materials , MICROELECTRON. ENG, 129, 77–80 (2014).
4) Y. Okuwaki and S. Yamaguchi, Fabrication of a portable thermal cycler using a PN sandwich-structure Peltier device, Adv. mater. res., 254, 128-131 (2011).